PFASに関して、この公表のあとこの1年、全国で、世界中で、続々と問題が掘り起こされ、想像もできなかった急展開。小さな公民館で採血を始めた取り組みが、政府を揺さぶり、国連にも、沖縄の声として届いた。
沖縄は、辺野古をめぐっても、司法・政権が一体となって国策に従えと、有無を言わさぬ「代執行」をおしつけられている(10月30日、第1回口頭弁論)。しかし、PFASが世界を揺るがしたように、沖縄の声は世界をかけめぐる。決して孤立無援ではない。次世代に、負の遺産を残さぬよう、平和を希求する心を一つにしたい。