沖縄県知事宛の県民集会決議を溜政仁・基地対策統括監に手交

2022年4月28日午後2時(写真撮影は、桃原功氏) 共同代表・玉那覇淑子から決議文、同・伊波義安から賛同署名385筆を、溜政仁基地対策統括監に手交。県側の対応部署は、環境部・横田、保険医療部・田畑、崎原の2名、企業局・伊佐の各氏。PFAS市民連絡会は、上記の共同代表2名の他、桜井国俊、桃原功、照屋正史、高橋年男。血液検査の実施を求める県民集会の決議と賛同署名に対する保険医療部の回答は、「PFASによる健康被害については、未だに定まった知見がなく調査中」という内容。4年前の県議会答弁と全く同じ言葉を繰り返す体たらくで、悲しすぎて、誰もそれ以上追究できず、ロブ・ビロット弁護士のメッセージ、『週刊金曜日』のPFAS特集号と、岩波ブックレット『永遠の化学物質、水のPFAS汚染』(ジョンミッチェル、小泉昭夫、島袋夏子の共著)などを学習資料として県側にお預けした。北海道スタディーズや欧州食品衛生局の研究成果も「調査」してほしい。また、普天間基地の汚染源を解明するための県の専門家委員会による基地周辺ボーリング調査に当たっては、宜野湾市&住民へのヒアリング、対話を求めたが、ゼロ回答だったので、今後とも県政におけるPFAS汚染対策について、意見交換の機会を継続していきたい。

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