5月7日命の水Action&県企業局要請 渡久地政志・北谷町長

第31回命の水アクションぎのわん_2022年5月7日(土)午後5時30分ごろ、撮影は町田直美(写真提供:桃原功)
2022年5月7日『沖縄タイムス』
2022年5月7日『琉球新報』、北谷町の渡久地政志町長が、①PFASで水源が汚染された嘉手納井戸群からの取水中止、②汚染源の嘉手納基地への立入調査&汚染除去、を沖縄県企業局の松田了局長に要請
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沖縄県議会に410県民集会決議と陳情を提出

2022年5月2日、沖縄県議会事務局に提出(本文は以下)

「エコチル調査の趣旨を踏まえ有機フッ素化合物(PFAS)汚染地域の住民の血液検査・疫学調査」に関する陳情

【陳情の趣旨】

コロナ禍の折、県民の健康・環境保全に尽力されている県議会議員の皆様に、敬意を表します。

沖縄県では普天間基地、嘉手納基地、キャンプハンセン周辺の地下水、河川水、土壌からPFASが高濃度で検出されています。周知のようにPFASは永遠の化学物質と呼ばれ、難分解性で人体に蓄積され、発がん性、低体重出産等をはじめ様々な健康被害を発症すると識者は警告しています。普天間基地、嘉手納基地、キャンプハンセンなどPFAS汚染が高濃度で検出されている地域に住む県民は健康不安の中での生活を強いられています。

環境省は2021年3月「PFOSをエコチル調査の疫学調査対象に追加する」と発表しました。エコチル調査は「赤ん坊が母親の胎内から13歳まで、定期的に健康状態を確認し、環境要因が子供たちの成長・発達にどのような影響を与えるか明らかにするものです。とくに化学物質(PFOSを含む)の曝露や生活環境が子供たちの健康にどのような影響を与えるか明らかにする」のが目的のようです。沖縄県では宮古島市の子供たちが調査対象になっています。PFAS汚染が深刻な沖縄島の基地周辺の市町村が対象になっていないのは残念です。

県におかれましても子供たちの健やかな成長、県民の健康長寿を保障するために、次のことを早急に実施することを陳情します。

1 北谷浄水場からの給水を受けている7市町村、金武町、及びうるま市の住民の血液検査・疫学調査を実施することを求めます。

2 母子の血液検査・疫学調査を早急に実施することを求めます。

以上

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30回目ちゅら水スタンディング宜野湾にOTV取材

2022年4月30日(土曜日)午後4時40分ごろ、宜野湾市役所前
思い思いの手作りプラカードに三線(サンシン)演奏、イハ洋一参院議員も駆けつけてくれました。
第30回スタンディングにOTVの取材陣、5月28日(土)午後4時5分~「PFAS(有機フッ素化合物)による水汚染の問題を追うドキュメンタリー番組を放送予定だそうです。
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沖縄県知事宛の県民集会決議を溜政仁・基地対策統括監に手交

2022年4月28日午後2時(写真撮影は、桃原功氏) 共同代表・玉那覇淑子から決議文、同・伊波義安から賛同署名385筆を、溜政仁基地対策統括監に手交。県側の対応部署は、環境部・横田、保険医療部・田畑、崎原の2名、企業局・伊佐の各氏。PFAS市民連絡会は、上記の共同代表2名の他、桜井国俊、桃原功、照屋正史、高橋年男。血液検査の実施を求める県民集会の決議と賛同署名に対する保険医療部の回答は、「PFASによる健康被害については、未だに定まった知見がなく調査中」という内容。4年前の県議会答弁と全く同じ言葉を繰り返す体たらくで、悲しすぎて、誰もそれ以上追究できず、ロブ・ビロット弁護士のメッセージ、『週刊金曜日』のPFAS特集号と、岩波ブックレット『永遠の化学物質、水のPFAS汚染』(ジョンミッチェル、小泉昭夫、島袋夏子の共著)などを学習資料として県側にお預けした。北海道スタディーズや欧州食品衛生局の研究成果も「調査」してほしい。また、普天間基地の汚染源を解明するための県の専門家委員会による基地周辺ボーリング調査に当たっては、宜野湾市&住民へのヒアリング、対話を求めたが、ゼロ回答だったので、今後とも県政におけるPFAS汚染対策について、意見交換の機会を継続していきたい。

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外務省沖縄大使&沖縄防衛局長に、ちゅら水集会決議を手交

2022年4月25日午前9時30分、橋本尚文(外務省沖縄事務所・沖縄担当大使)に県民集会決議_この距離感!!!
写真左から、PFAS市民連絡会共同代表の桜井国俊、伊波義安、玉那覇淑子の3名と、うりずんの会(沖縄選出国会議員)の高良鉄美・参院議員、新垣クニオ・衆院議員も同席し、沖縄大使への要請。要請の中で市民連絡会側から、沖縄県企業局が、米軍基地内を経由する水道配管や貯水タンク敷地の一時使用許可申請を毎年繰り返すという、50年前の復帰以前のシステムが現在も継続していることは、施政権(主権)は返還されず、米軍に主権を奪われたままではないか、外務省としてこれをいつまで放置するのかと質問したところ、橋本大使は、この事実さえ知らず、理解していない応答であった。
4月25日午前11時すぎ、小野功雄・沖縄防衛局長への要請に先立って、局前で事前集会(約30名参加)
報道各社も取材に駆け付けた(沖縄防衛局玄関前広場)
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嘉手納基地 泡消火剤流出事故9件を日本側に通告せず

2022年4月23日、沖縄タイムス【ジョン・ミッチェル特約通信員】2018年~21年の間に泡消火剤に関する9件の事故
2022年4月23日『沖縄タイムス』右下のQRコードは、2018年5月に嘉手納基地の格納庫から泡消火剤が流出する様子が、撮影された16秒の動画。人の背丈よりも高く積もった泡の中から、車両が脱出してくる様子も捉えられている。
2022年4月23日『沖縄タイムス』、専門家、住民などの声
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